主な特長

　「LAOWA 20mm F４ Zero-D Shift」は、フルサイズ一眼レフカメラ用の超広角なシフトレンズです。
ディストーションを極めて少なく補正し、画面の隅々までシャープな画像が得られます。さらに、レンズ前面を保護するための回転可能なレンズフードが付属しています。
レンズフードは、フレアの発生を抑えるのにも有効です。
最大シフト量は、フルフレームカメラで±11mm、中判カメラで±8mmです。シフト機能により簡単に遠近感による歪みを補正し、実際に目で見た際に近い視点のように建造物やインテリアをまっすぐに写すことができます。

・焦点距離20mmの超広角レンズ

　94.4°と超広角なうえ、シフト機能を使用することで、カメラ本体を動かさずに最大115°のパノラマ写真が作成可能です。
地面や空など不要なスペースの写りこみを減らしながら、写したい領域の全体を撮影することができます。
被写体と背景のバランスが取れるので、建造物やインテリアの撮影に最適です。





・最大シフト量±11mm

±11mmのシフト量により、複数の写真をつなぎ合わせることでパノラマ写真を作成する際にも有効にお使いいただけます。
歪みを補正することで容易に合成が可能です。
極めて広い画角のパノラマ写真は、驚くべき視点と空間感を提供することでしょう。

・卓越した光学性能

本レンズは、EDレンズ3枚・非球面レンズ2枚を含む11群16枚のレンズ構成です。色収差を大幅に抑制し、画面の隅々までシャープな画像が得られます。

・極めて少ないディストーション

LAOWA「Zero-D（ゼロ-ディストーション）」シリーズの本製品は、ディストーションを極めて少なく抑制するため、画像の端から端まで垂直水平を保つことが可能です。
建築写真や商業写真、インテリア写真、風景写真などの撮影に最適です。
Φ65mmの大きなイメージサークルを備えた本レンズは、フルフレームフォーマットだけでなく、中判センサーもカバーします。
よって、Fuji GFXセンサーをケラレ無しでカバーする、現在世界で最も広角なシフトレンズ※1となっています。



・非常に短い最短撮影距離

最短撮影距離25cmですので、被写体から非常に近い距離からの撮影も可能です。超広角シフトレンズながら、レンズを交換することなく、マクロのような写真を簡単に撮影できます。

・回転可能なレンズフード

付属のレンズフードを使用することで、不要なフレアやゴーストを防ぎますので、太陽など明るい光源が存在する際の撮影に非常に役立ちます。また、シフト量が多い際に画像内にフードが写りこまないよう、レンズフードを回転させて角度の調整が可能です。

・14枚の絞り羽根

　14枚の絞り羽根により生成される滑らかな円形のボケは、建築写真撮影に非常に効果的です。



・82mm径フィルタースレッド
82mm径のフィルタースレッドを装備しているため、市販の各種フィルターを直接装着することが可能です。フィルターホルダーを追加で購入する必要はありません。

製品仕様

焦点距離：20mm

絞り範囲 ：F4‐F22

画角 ：94.4°

レンズ構成 ：11群16枚（非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚）

シフト機能 ：フルフレーム ±11mmシフト / 中判カメラ：±8mmシフト

最大イメージサークル：φ65mm

絞り羽根枚数：14枚

最短撮影距離：25cm

最大倍率 ：0.17倍

フォーカス ：マニュアルフォーカス（MF）

フィルタースレッド：φ82mm

サイズ：約φ95mm×91mm

質量 ：約747g（レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ含まず）

マウント：Canon EF、Canon RF、Nikon F、Nikon Z、Sony FE、Lマウント、Pentax K、Fuji GFX

製品仕様は、改良などにより予告なく変更する場合があります。