天体観測デビュー応援2026
この夏、天体観測をはじめよう
肉眼で見上げるだけでも楽しめて、双眼鏡や望遠鏡があれば、その先の世界がぐっと広がります。この夏に見ておきたい星空と、レベルに合わせて選べるおすすめ機材を集めました。
見え方の目安: 肉眼 双眼鏡 望遠鏡
極大:8月13日ごろ肉眼
7月~9月肉眼望遠鏡
8月19日肉眼双眼鏡望遠鏡
まずは夏の大三角を探してみましょう。8月19日ごろの21時前後、頭の真上あたりで明るく輝く3つの星、こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、はくちょう座のデネブが目印です。大三角の中でいちばん明るい星がベガ、その次に明るい星がアルタイルで、この2つが織姫星と彦星です。天の川が見えない街中でも大三角の3つの星ははっきり見えるので、天の川が見えないからと迷わず、まずはこの3つを見つけましょう。大きさの目安は、手を伸ばして大きく広げた親指と小指の距離くらい。結構大きく見えるので、手をかざして三角形を探してみましょう。
街明かりを離れた暗い場所なら、空を斜めに横切る淡く光る雲のようなものが、肉眼でもぼんやり見えてきます。これが夏の天の川です。下の写真から、天の川・夏の大三角・アルビレオの位置と探し方を確認してみましょう。
天の川の中を双眼鏡で覗いてみると、肉眼では雲のように見えていた部分が、じつは無数の細かな星の集まりだと分かります。ゆっくり視野を動かすだけで、星が降るような眺めを楽しめます。
大三角の近くにあるのが、オレンジと青の2つの星が寄り添う二重星アルビレオ。まずははくちょう座の十字(北十字)を探します。ベガとアルタイルを結ぶ線と、十字の先端が交差する点の近くにアルビレオがあります。天体望遠鏡をつかって、50倍から100倍くらいの倍率で覗くと、2色のコントラストがはっきり分かります。夏の夜空でいちばん美しい二重星のひとつです。
8月下旬~望遠鏡
約1ヶ月(自由研究)肉眼望遠鏡
肉眼で:満ち欠けを毎日記録する
望遠鏡で:月の地形まで観察する
ランタンがあれば暗い足元を照らせます。天体観測だけでなく、アウトドア全般におすすめです。
パソコンで星空を再現できるシミュレーションソフト。曇りや雨の日でも、その日その時間に見える星空を確かめたり、観察の予習をしたりできます。次に何を見るか計画を立てるのにも便利です。