
gain210 300s ×20 撮影:スタッフ
●Uranus-Mの特長
Uranus-Mはナローバンドフィルターを使用した星雲等の撮影のほか、太陽や月、惑星の撮影に最適です。1ピクセルは2.9μmと細かいため、高い解像度での撮影が可能です。
最大飽和電荷容量(FullWell)は47ke-で、広いダイナミックレンジを活かした撮影が行なえます。
ゲインが 210 以上になると自動的に HCG(ハイコンバージョンゲイン)モードに切り替わり、読み出しノイズを抑えます。最小で 0.7e-という驚異的な低読み出しノイズを実現しています。
●ノンアンプグロー
センサーや回路から発生する熱や赤外線によるカブリを抑え、長時間露光の写真でも高いクオリティを得られる「ノンアンプグロー」機能が付いています。

(300秒露出ダークフレーム)
●パッシブ冷却システム
センサーで発生する熱を逃し熱ノイズを減らすために、センサー背面と金属製ボディを熱伝導率の高いヒートシンクでつなぎ、排熱性を高めています。
●DPSテクノロジー
Player OneのプラネタリーカメラにはDPS(デッドピクセルサプレッション)テクノロジーが搭載されています。DSPにより自動的にデッドピクセル(ホットピクセル、コールドピクセル)が低減されます。
※この機能は全てのデッドピクセルの除去を約束するものではありません。
●512MB DDR3キャッシュメモリ搭載
本体内部に 512MB の DDR3 キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることで読み出しノイズを減らす効果があります。
●第2世代センサーチルトプレート装備
太陽を撮影する際などに生じるニュートンリングを軽減させるため、センサーをチルトできる機能を装備。これはディープスカイ撮像時に、よりフラットな画像を得るためにセンサーの傾斜を調整する際にも役立ちます。内部には高密度のスポンジシェーディングパッドが装備されており、外光を遮断するように設計されています。従来よりも調整範囲が大幅に広くなりました。
●過電圧、過電流保護機能
過電圧および過電流を保護する機能を装備。安全性に優れます。
