双曲面主鏡と補正レンズを組み合わせたF2.8の光学系
・13028HNT-AL鏡筒は、主鏡に双曲面鏡(ハイパーボライド)を使用し、接眼部に専用の補正レンズを組み込んだ、口径比F2.8のきわめて明るい天体写真用望遠鏡です。
・短い露出時間でもノイズの少ないなめらかな画像が得られますので、撮影時間が限られる遠征撮影において1対象あたりの露出時間を短縮できます。また、従来と同じ露出時間をかけることで作品のクオリティ向上が期待できます。
・主鏡には反射率97%の誘電体コートが施されており、光量損失を最小限に抑えます。
・カメラの接続はM48×P0.75mm、バックフォーカスは55mmです。イメージサークルはフルサイズに対応しています。
安定した星像が得られる堅牢な光学系
・斜鏡スパイダーはCNC削り出しにより、トップリングと一体型形状になっています。たわみやねじれに強く、ミラーを確実に保持し、運搬中や撮影中の光軸のズレを最小限に押さえます。
・軽量で丈夫なアルミ鏡筒を採用しています。
・主鏡の対物側には金属製のリングが取り付けられています。鏡を安定的に保持する効果と、明るい星の周りに生じるハロの割れを抑制し、きれいな星像を得る効果があります。
・安定性が高く熱変形に強いPZ33ボロシリケイトガラスを採用しています。温度変化によるピントのズレや鏡の歪みなどが発生しにくく、長時間安定した撮影が可能となります。
・反射望遠鏡に必須となる「光軸調整」をおこなうための補正レンズの取り外しやコリメーションアイピース用の取り付け治具が付属します。
13028HNT-AL の製品特長
・スペックは口径130mm、焦点距離364mm、口径比F2.8です。
・EDレンズ1枚を含む2群2枚の専用補正レンズがドローチューブに内蔵されています。光軸調整時に取り外しが可能です。
・斜鏡短径は65mm、イメージサークルはフルサイズカメラ対応のφ44mmです。
・ドローチューブ後端には視野回転装置が装備されています。フォーカサー自体を回転させることなく、カメラのみをスムーズに回転させて構図を調整することができます。
・耐荷重に優れたラックアンドピニオン式デュアルスピードフォーカサーを搭載。3kgまでの荷重に耐え、冷却CMOSカメラやフィルターホイールなどを装備した場合でも安定したフォーカスが可能です。
・フォーカサーは市販の多くのサードパーティー製電動フォーカサーの取り付けに対応しています。
・底幅45mm長さ290mmの幅狭ドブテイルバーと鏡筒バンド、ハンドルを装備しています。すぐにお使いのマウントに搭載が可能です。

©Dave James | NGC1333 | SHARPSTAR 13028HNT