本レンズは、広角域のパースペクティブ制御が可能なティルト・シフト機能と、被写体に肉薄できる0.5倍マクロ機能を融合させた革新的なレンズです。建築、風景、商品撮影からファインアートまで、プロフェッショナルの要求に応える高い光学性能と操作性を備えています。また、余裕あるイメージサークルを活かし、ラージフォーマットカメラ(G/XCDマウント)への対応も実現しています。
製品の特長
精密なティルト(±10°)、シフト(±12mm)機構を装備
精密で本格的なプロ仕様の±10°ティルト機構と±12mm シフト機構を備えており、パースペクティブの歪みやフォーカス面を自在にコントロール可能です。
※ラージフォーマットカメラ(Fuji G マウントおよび Hasselblad XCD マウント)では、シフト範囲が±8mmに制限されます。
【ティルト】
・ ±10°のティルト機能により、合焦面を意図的に傾けることで、浅い被写界深度を保ったまま特定の平面全体にピントを合わせる、あるいは意図的なボケを生むことが可能です。
・ 風景撮影におけるミニチュア効果や、商品撮影での厳密なピント面制御に威力を発揮します。

©Wentai Dashu
【シフト】
・ フルフレームカメラで最大±12mm のシフト機能により、建築写真などで発生する垂直線の歪みを正確に補正できます。
・ シフト機能を活用したパノラマ撮影では、視差によるズレを抑えた精緻なステッチングにより、自然で広大なパノラマ写真を制作できます。
シフトなし シフトあり ©Kiva Huang
構図の調整を容易にする回転機構
レンズ本体を±180°回転させることができる「マウント回転ボタン」を装備しています。15°ごとのクリック制限(計24 ポジション)により、撮影意図に合わせてティルトやシフトの方向を精密かつ迅速に調整可能。多角的なステッチングや構図決定をサポートします。
最短撮影距離22.8cm、最大0.5倍のマクロ撮影
広角ティルト・シフトレンズとしては画期的な最大撮影倍率0.5 倍を実現しています。最短撮影距離はわずか22.8cm。近接撮影においてもティルト機構によるピント面の厳密な調節が可能なため、商品撮影やテーブルフォトにおいて、従来のレンズでは不可能だった自由度の高い表現を可能にします。

©Kiva Huang
「Zero-D」設計による卓越した光学性能
LAOWA 独自の Zero-D(ゼロ・ディストーション)設計により、歪曲収差を極限まで抑制し、建築撮影などで重要な「直線を直線として描く」高い描写性能を誇ります。また、APO(アポクロマート)設計を採用することで色収差を徹底的に排除し、画面全域でシャープかつクリアな画質を実現しています。
プロの現場に応える信頼のメカニズムと操作性
• 77mm フィルター径: 市販のねじ込み式円形フィルターを直接装着可能。コストパフォーマンスと利便性に優れています。
• 堅牢な金属筐体と保護コーティング: すべてのメカニズムを金属パーツで構成し耐久性を確保。最前面には撥水・防汚性に優れた独自の「フロッグアイ・コーティング(FEC)」を施しています。
• レンズサポート標準付属:アルカスイス規格準拠のレンズサポートが付属します。カメラ向きの回転にも対応しています。
