北極星の見えない場所での極軸合わせを支援するポーラーアライメント機能が装備されています。
実際の作業手順は以下の通りです。
ツースターアライメント、または、スリースターアライメントのいずれかの
アライメント作業を完了すると本来の天の北極との差が仰角、方位それぞれ
液晶画面に表示されアライメントメニューからポーラーアライメントを選択
できるようになります。
ポーラーアライメントを選択しENTERキーを押すと基準星を選ぶ表示が現れ
任意の星の名前を選択すると自動導入を開始します。
自動導入だけでは基準星はアイピースの中心には来ませんので、ハンド
コントローラーの上下左右キーを使って視野の中心にもってきます。
前準備はここまで。次の作業からポーラーアライメントの本作業になります。
基準星を中心に導入できたらENTERキーを押すと極軸がズレている分だけ
視野中心から基準星が移動します。これがズレ量です。
最初に行う調整作業は、仰角(上下方向)の調整です。
赤道儀下部にある仰角調整ボルトのみを使用して基準星を視野の中心に
もっていきます。これで仰角調整は完了。
次に方位(左右方法)の調整作業に移ります。
ENTERキーを押すと再度極軸のズレ分だけ視野中心から基準星が移動します。
赤道儀下部にある方位調整ツマミのみを使用して基準星を視野の中心に
もっていきます。これで方位調整が完了です。
最後に液晶画面へ極軸のズレ分が角度で表示されます。ポーラーアライメント
を繰り返し行うことでより精度が上がります。
アライメント作業時には、基準星を視野の中心に導入しますが、十字線入りの
照明付ガイドアイピース12.5mmを利用すると導入が楽になり更に精度も上がります。
是非ご一緒にいかがでしょうか。
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※EQ5GOTOをパソコン媒体と接続する場合・・・
SynScanハンドコントローラーのUSBタイプB端子から市販で販売されている変換ケーブルを使用してパソコンにお繋ぎください。本製品ではパソコンに接続する為のケーブルは付属されておりません。
※新バージョンのSynScanハンドコントローラーはRS-232C接続端子は非搭載となっております。