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バーダー社製、20nm「Ha」ミドルバンドパスフィルターです。
半値幅20 nm （中央656.3 nm)のHαフィルターで、夜間の視覚的使用や、あらゆるF比の望遠鏡のCCDやCMOSカメラでの撮影に最適です。
300 nmから1400 nmまでのUV/IRをブロックする新しいコーティングを施しています。
9.0nm「O-lll / Super-G」フィルターーと同様に、20nmのHαフィルターは、すべてのカラーCCDおよびCMOSチップに最適化されたRGBアプリケーション用の優れたハイコントラストを与えるHα/赤フィルターです。
光害環境下でもH-II領域（北アメリカ星雲など）の高コントラストな画像を可能にします。
フロント・リフレックス・ブロッカー™はハードコートされ、平面光学的に研磨されており、コーティングエッジは密閉されています（Life-Coat™)
・CMOSセンサーの量子効率とs/n比にマッチしたコントラストの向上
・Reflex-Blocker™コーティングは、補助光学系に関連する最も厳しい条件下でもハローの発生を最小限に抑制
・利便性に配慮し、従来と同じフィルター厚を実現
・フィルター1枚1枚にコーティングを施し、コーティングエッジを密閉
・Life-Coat™：硬度の高いコーティングで、過酷な環境下でも劣化しないコーティング
■メーカー説明
Hαミドルバンドパスフィルター (20 nm)
この20nmのフィルターは、インターラインCCDカメラ用（注：比較的赤領域の感度が低いCCDカメラ）に開発された35nmのHαフィルターに代わるものです。
センサー技術の進歩により、現在ではよりナローバンドなフィルターでもカラーセンサーで使用することができます。
CMOSに最適化されたウルトラナローバンドフィルターと比較して、20nmのHαフィルターはかなり多くの光を通過させます。
そのため、画像内の星が明るくなり、ピント合わせが容易になり、このフィルターはすべての焦点比で使用することができます： ナローバンドフィルターのようなプリシフト（注：F値によるフィルターの使い分け）は必要ありません。
このフィルターは、極端なナローバンドを必要とせず、Hαでカラー画像をより豊かにしたいカラーカメラ（モノクロカメラより赤感度が低めの傾向がある）のユーザーにとって特に興味深いものです。
同時にこのフィルターは、RGB合成の標準的なRフィルターの代替品としても有効です。劣化した光害をより多くブロックし、すべての焦点距離ですべてのHαを通過させることができます。
1400nmまで完全にカットすることで、屈折光学系のデフォーカス光によるぼやけ（ヒートノイズ）を排除しています。
■サイズ
| フィルター | ネジ径 | ネジピッチ | フィルター厚 |
|---|---|---|---|
| 31.7mmｾﾙ付き | M27.6 | 0.6mm | 2mm |
| 48mmセル付き | M47.4 | 0.7mm | 2mm |
